年間スケジュール

お米ができるまで

3月

年間スケジュール

土づくり

春の訪れとともに、田んぼでは米作りの準備が始まります。3月は、土の健康を整えるために欠かせない時期です。この時期にしっかりと土づくりを行うことで、秋にはおいしいお米を収穫することができます。
冬の間に田んぼを耕し、稲わらを土壌にすき込んで肥料を仕込むことで、土壌が整い、栄養豊かな状態になります。

元気で肥沃な土こそが、おいしい米作りの鍵となります。この3月の土づくりは、1年を通じて続く米作りの大切なスタートラインです。

4月

年間スケジュール

苗づくり

4月は、稲作の成功を左右する大切な苗づくりの季節です。この時期に元気で丈夫な苗を育てることが、おいしいお米を収穫するための基盤となります。
選び抜いた種籾を丁寧に消毒し、その後、育苗を行います。

5月

年間スケジュール

田植え

5月は、いよいよ田植えの季節です。田植えは稲作の中でも特に重要な工程であり、丁寧に植えた苗が秋に豊かな収穫をもたらします。

田植えの前には、代かきを行い、土を柔らかくして苗を植えるためのスペースを整えます。
そして準備が整った田んぼに苗を移植することで、稲作の基盤を築きます。

6月〜8月

年間スケジュール

水管理と除草

6月は、田んぼの水管理と除草作業が本格的に始まる季節です。稲を健康に育てるためには、適切な水管理と徹底した雑草対策が欠かせません。稲の成長に合わせて田んぼの水を調整しながら、丁寧に雑草を取り除くことで、稲の生育環境を整えます。

9月〜10月

年間スケジュール

収穫

稲が十分に成熟したら、刈り取っていきます。その後、籾(もみ)の乾燥や精米といった工程を経て、ようやく食卓に届くお米となります。